目次
天井設置業務用エアコンの種類
天井カセット形
天井カセット形にも複数種類があります。
- 天井カセット形4方向
- 天井カセット方2方向
- 天井カセット形1方向
主にこれらの3種類が天井カセット形と言われるものです。風の吹き出す口の数の違いが大きな違いです。カセットと言われているのは一昔前のゲームソフトのカセットを本体にはめるように、また、カセットテープをラジカセに入れるように、天井のボードに穴を開けエアコンを引っ掛ける為の吊棒を天井スラブなどから用意し、天井の中にはめこんで設置します。
天井吊形
- 天吊形
- 天吊自在形
主にこの2種類となります。天井吊形は天井カセット形と同じように天井スラブからエアコンを引っ掛ける為の吊棒を用意します。天井吊形は天井のボードの下にエアコン本体が露出し設置されます。天井の懐に空間がない場合に設置されます。天吊自在形はダイキンしか持っていないラインアップです。ダイキンの名称でワンダ風流(ワンダフル)と呼ばれています。天吊自在形は天井カセット形4方向を天井吊形にした様な機種です。
天井埋込形
- 天井埋込ダクト形
- 天井埋込ビルトイン形
主にこの2種類です。こちらは天井の中に入れ込んでしまう機種です。天井の中に入れ込んでしまうので、吸い込み口と吹き出し口しか表からは見えないことも多いです。
ビルトイン食洗機やビルトインコンロはイメージ湧くかもしれませんが、ビルトインのエアコンは設置したことがある方ではないとイメージが湧きにくいかと思います。ビルトインとは建築段階から建物の見えない場所に埋め込んでしまう構造の物です。ダクトかたも同じような設置の方法をとりますが名前は別れています。
ビルトイン形は本体の下から風邪を吸い込んで、丸いダクトで2、3箇所へ吹き出す機器で、ダクト形は本体の側面から風を吸い込み、角ダクトで少し離れた場所まで風を運びダクトを分岐させ吹き出すイメージです。
どちらもダクトを設置して空調する方式です。