コロナで換気扇が重要視されている。部屋にこもった空気を換気することによりクラスター対策にもなります。このことから換気設備導入に対して補助金が用意されました。
目次
補助金名称
令和2年度補正予算 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金
大規模感染リスクを低減するための高機能換気設備等の導入支援事業
公募期間
令和2年6月12日(金)から7月10日(金)
期間が短すぎだと思います。換気設備と空調設備は一緒に仕事として扱っている業者もいます。今は空調でだいぶ忙しいのに、この時期に換気設備の需要が増えても対応できません。
対象となる設備
- 高機能換気設備(必須)
- 空調設備
- 照明設備
- 電気設備
- 工事費
高機能換気扇設備が必須となります。また、工事費も含められるという点は今回の補助金の魅力です。通常は機器のみが対象であることが多いです。
対象とならない設備
- 空気清浄機
- エアカーテン
- 次亜塩素酸噴霧器
などコロナの予防になりそうな機器でも対象外のものもあります。
高機能換気扇とは
簡単に言うと熱交換器付きの換気扇のことです。ロスナイは三菱電機の商標名ですが、熱交換器付きの換気扇のことを設備業界ではロスナイと呼ぶケースが多いです。ダイキンの高機能換気扇のシリーズ名はベンティエールと呼ばれています。
熱交換器付き換気扇
通常の換気扇は排気のみですが、熱交換器付き換気扇は給気もついています。通常の換気扇では部屋で空調していた冷たい空気をそのまま外へ排出してしまうことになります。せっかく空調したのにもったいないですね。冷たさを給気の空気に移し熱ロスを無くしたのが、熱交換器付き換気扇です。
補助事業者
補助事業者が静岡という名前がつくため、全国の補助金の受付窓口なのかと疑問も出ますが、ここが補助事業者になった様です。
まとめ
補助金を申請されるのであれば、急いで準備が必要です。詳しくは補助事業者ホームページを確認してください。