業務用エアコンが突然効かなくなり故障してしまった経験のある会社さんも多いのではないでしょうか。
業務用エアコンは機械ものですので、いずれ故障する日が来てしまいます。
故障した時には修理するか、入れ替えするかのどちらかを検討する必要があります。
業務用エアコンを修理することに対してのメリットとデメリットを紹介します。
目次
業務用エアコンを修理することのメリット
入れ替えするより安価で冷房、暖房機能を復旧させることができる場合が多い。
修理に関して大きく分けると3つに分類できる。
- 重修理
- 中修理
- 軽修理
詳しくは別の記事に記載しております。
業務用エアコンを修理することのデメリット
修理しても1回で直らなく、追加の修理費用がかかる場合がある。
例えばエラーコードからコンプレッサー(圧縮機)が故障していると判断した場合、コンプレッサーを数十万円かけて交換したとします。交換後に試運転を実施します。この試運転で別のエラーが発生することもあります。コンプレッサーが故障した時に電気系統の基盤も一緒に故障していることもあります。エラーコードで完全に故障の原因を特定できるわけではありません。お客さんの中には追加で言われても困ると言われる方もおり、修理担当者によっては、交換の必要のない部品まで見積もりに入れる人もいます。
最終的に直らないこともある。
追加の修理の必要性が出たが、その部品が生産中止になっていることもあります。メーカーの部品保有期限が約9年です。主要な部品であればメーカーも9年以上保有しているケースが多いですが、あまり出荷のない部品は生産を終了してしまいます。この部品の交換が必要になったらもう修理はできません。
修理と入れ替えどっちにするか
使用時間、使用年数、使用方法にもよりますが、業務用エアコン専門家が考える修理と入れ替えの選ぶ指標
修理で進めても良い修理内容
- 基板の故障
- センサー類の故障
- ドレン異常
修理より入れ替えた方が良い修理内容
- コンプレッサー故障
- 熱交換器からのガス漏れ