業務用エアコンの購入を検討する際に予算を抑えたい為に、新品を購入する以外にも、中古の購入も検討される方も多いかと思います。新品と中古のメリット、デメリット理解しておく必要があります。
目次
中古の業務用エアコンの特徴
中古の業務用エアコンは誰かが今まで使ってきたエアコンで使われてきた環境によって状態が相当異なります。
- 飲食店の厨房で油まみれになっている業務用エアコン
- コンビニで24時間過酷に稼働してきた業務用エアコン
- 事務所で昼間の時間帯にしか稼働してこなかった業務用エアコン
今までどのように使われてきたかは使って来た人しかわかりません。せっかく購入するのであれば次の点を誰しもが気にするかと思います。
- きれいな業務用エアコン
- 古すぎない業務用エアコン
- 長時間使われていない業務用エアコン
- メンテナンスされている業務用エアコン
- に関しては見た目でわかりますが、機器内部まではわかりません。
- に関しては型式を確認すればいつころの製品かはメーカーのホームページを見れば調べられます。
- に関しては機種にもよりますが、専用ツールを使えば稼働時間が確認できる物もあります。
- に関してはメンテナンス記録など添付されていればわかりますが、大抵の場合そのような記録は残っていないでしょう。
中古の業務用エアコンはどこで買えるのか
- インターネットで買う
- 中古屋さんで買う
- 知人から買う
業務用エアコンが販売されている店舗はなかなか身近に無いと思います。大手中古屋さんのハードオフに行っても業務用エアコンは取り扱っていなかったりします。店舗で買うのであれば郊外にある厨房器具を販売している大型の倉庫店舗みたいな所であれば取り扱いしているのを見たことがあります。店舗が身近にないので今の時代はインターネットで購入するケースが多いかと思います。
中古の業務用エアコンのメリット
・機器は安い
中古の業務用エアコンのメリットは価格の安さに尽きると思います。しかし、「機器は安い」と書かせていただいていまして「機器」だけでは部屋を涼しくしたり、暖かくしたりできません。工事も必要になります。工事が高かったら意味がありません。業務用エアコンは機器と工事合わせて考える必要があります。
中古の業務用エアコンを扱っている業者に工事もお願いした場合、工事代が高くとられてしまうというケースもあります。
工事を別の業者にお願いする場合、業者によっては中古の業務用エアコンは嫌われる傾向にあります。設置したけど業務用エアコンが動かないというケースがあるからです。動かないとなると、工事のミスなのか、もともと機器が故障しているかわからなく、このゴタゴタに巻き込まれるのを業者は嫌います。
中古の業務用エアコンのデメリット
- 故障しているケースもある。
- 部屋に適したエアコンが在庫がないケースもある。
メリットの所でも少し触れましたが、設置したが故障しているケースもあります。洗浄や運転確認などのメンテナンスを購入先完了済みで、万が一故障していたら保証してくれる業者もありますが、契約内容をよく確認することをおすすめします。故障以外にもメンテナンスされていない場合には前まで業務用エアコンが使われていた環境の匂いが残っている場合もあります。
中古業者は全部のメーカーの全部の形状の業務用エアコンをストックしているわけでは無いので、部屋に適したエアコンが手に入らなく、過剰な馬力や能力の低い馬力しかないケースもあります。