ルームエアコンと言えば家庭で使われている壁掛形のエアコンです。リモコンはワイヤレスリモコンが一般的です。ワイヤレスリモコンの場合、好きな場所から温度調整や風向調整ができて便利ですが、リモコンが行方不明になることも多々あるかと思います。業務用エアコンのように壁に据え付けて無くさないようにしたいとお考えの方もいるのではないのでしょうか。ルームエアコンでもワイヤードリモコンで操作ができるのです。ルームエアコンのワイヤードリモコン化する方法をご案内します。
目次
業務用エアコン用のワイヤードリモコンが使用可能
業務用エアコンのリモコン
インターフェイス
業務用エアコンで一般的に使用されているワイヤードリモコンがルームエアコンに使用できます。しかしワイヤードリモコンを直接ルームエアコンに接続はできません。インターフェイスを咬ませる必要があります。
ルームエアコンとワイヤードリモコンとインターフェイスの繋ぎ方
最終的に下記のような繋ぎになります。
メーカーによっても異なりますが、基本的にはルームエアコンをワイヤードリモコン化するにはインターフェイスが必要になります。
インターフェイスを見えずらいところに設置したり、ワイヤードリモコンまで配線したり、作業や技術が必要になります。配線の施工が必要になり、見栄えを気にするのであれば配線は壁裏を通したいところです。新築で設置するのであれば、事前に壁裏に埋設できますが、今までワイヤレスリモコンしか使っていなかった部屋のエアコンを入れ替える際にワイヤードリモコンに変えたいとなると露出の配線になってきます。壁のボード貼り替え、クロス貼り替えしてまでもワイヤードリモコンにするのはちょっと勿体無い気がします。
ルームエアコンをワイヤードリモコン化した場合のメリット
- リモコンを紛失することがなくなる。
- 電池の交換が不要。
- 少し高級感がある。
ルームエアコンをワイヤードリモコン化した場合のデメリット
- リモコンの場所まで設定しにいかなくてはならない。
- リモコンを移動させたい場合、費用がかかる。
ルームエアコンをワイヤードリモコン化した場合の落とし穴
ルームエアコンに付属してあるワイヤレスリモコンには付加機能がたくさんついています。その一部の機能が使えなくなるケースもあります。
また、ワイヤードリモコンについているボタンも全て使えるわけではなく限られた機能のみとなります。
基本的は、運転のON・OFF、暖房・冷房などの運転切り替え、温度変更、風量変更は使えますが、その他の付加機能はメーカーや機種にもよりますが、使えなくなってしまうこともあります。