業務用エアコンの洗浄クリーニングすることにより、エアコンの効き具合や省エネにつながります。
フィルターの掃除くらいは自分でできますが、内部の洗浄は少し分解が必要で、専門の業者への依頼が必要になります。
下手な作業をしてしまうとエアコンに不具合がでてしまうことがあるので、業務用エアコンのクリーニング業者の選び方には注意が必要です。 本記事では、業務用エアコンの洗浄クリーニング業者の選び方について解説します。
目次
実績のある業務用エアコンクリーニング業者を選ぶ
業務用エアコン天井カセット形のクリーニングの場合、室内機の表面に見えているパネルを取り外す必要があります。パネルを外すのにも下図の構造になっていることを理解する必要があり、専門知識や技術が必要です。 そのため、実績のある業者を選ぶことが重要です。また、業者が所属する業界団体や、認定資格の取得状況も参考になります。
業務用エアコンのクリーニングの料金設定を比較する
業務用エアコンのクリーニング業者によって、料金設定が異なります。料金設定を比較することで、適切な価格でクリーニングを頼むことができます。
業者が使っている機材の価格を知ることにより、料金が適切かどうか判断ができます。
■業務用エアコン洗浄機
セール価格 横浜油脂工業 Linda ACジェット スイッチ 4967 [代引不可][単品配送] 価格:106,689円 |
■養生
横浜油脂 天カセ用洗浄シート(SA-P01D)【業務用 壁掛けエアコンカバー クーラー クリーニング用養生シート ホッパー エアコン クリーニング 掃除 清掃 用品】 価格:19,028円 |
■熱交換器洗浄剤
つやげん アルミフィンクリーナー (10kg) 【業務用 エアコン洗浄剤 希釈液 除菌 無リン 強力洗浄 TSUYAGEN】 価格:5,498円 |
■上記の費用以外に業者が必要とする費用もあります。
・人件費
・作業車費用
・ガソリン代
・生活の維持費
業務用エアコンのクリーニングのサービス内容を確認する
業務用エアコンのクリーニング業者によって、提供するサービス内容が異なります。 一般的なサービス内容としては、業務用エアコン室内機の分解薬品洗浄(主にファン、熱交換器、ドレンパン、フィルター)が一般的です。室外機の洗浄はしないことが多いです。自分のニーズに合ったサービス内容か確認することが重要です。
スケジュール調整がしやすい業者を選ぶ
業務用エアコンのクリーニングは、施設の営業時間外に行う場合が多いため、スケジュール調整がしやすい業者を選ぶことが重要です。
また、業者によっては、定期メンテナンス契約を結ぶことで、スケジュール調整がしやすくなる場合もあります。
クリーニングの施工保証がある業者を選ぶ
業務用エアコンのクリーニングには、エアコン内部の部品を外したり、水を使用するなどの作業が含まれます。 そのため、クリーニング中にエアコンに損傷が発生する可能性があります。施工保証がある業者であれば、エアコンに損傷が発生した場合には、業者が修理費用を負担してもらうことができます。
多くの業者は施工保証がありません。
例えば15年前の業務用エアコンのクリーニングをして、熱交換器の配管から劣化によりガス漏れを起こした場合、メーカーに熱交換器を注文しても販売中止になっているケースもあり、業者としてはリスクが多すぎます。熱交換器が無くて本体を最新の機種に無償交換していたら、大赤字になります。
スタッフの技術力や対応力を確認する
業務用エアコンのクリーニングを行う業者は、スタッフの技術力や対応力が重要です。スタッフが専門知識を持ち、丁寧な作業ができるかどうかを確認しましょう。また、スタッフの対応力も重要です。作業中に発生するトラブルや質問に対して、誠実に対応してくれる業者を選ぶことが大切です。
まとめ
業務用エアコンのクリーニング業者の選び方について解説しました。実績のある業者や適正な料金設定、提供するサービス内容やスケジュールの調整のしやすさ、施工保証の有無、スタッフの技術力や対応力、様々な条件から業者を比較することが重要です。
業務用エアコンのクリーニングは、定期的に行うことで、エアコンの効率を向上させ、清潔な空気を保つことができます。そこで、この記事で紹介したポイントを抑え、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
また、定期的な業務用エアコンのクリーニングを業者を選ぶだけでなく、日々、使用者自身で清掃などのメンテナンスを行うこともおすすめします。定期的なメンテナンスにより、エアコンの効率を向上させ、最後まで快適な空間を維持することができます。
最後に、業務用エアコンのクリーニングに関する注意点をいくつか紹介しておきます。
まず、業務用エアコンのクリーニングは、素人が行うと危険です。 特に、高所での作業や電気部分へのアクセスは、専門知識が必要なため、業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼する際には、必ず免許や保険について確認しましょう。
また、業者によっては、使用する洗剤やクリーニング方法が異なる場合があります。 そのため、業者によってクリーニングの内容や料金が異なるため、複数の業者を比較し、自分に合った業者を選ぶことができます大切です。
さらに、クリーニング後は、エアコンが正常に動作しているか、異常がないかを確認しましょう。もし、クリーニング後に異常があれば、すぐに業者に連絡し、修理や再度のクリーニングを依頼しましょう。
業務用エアコンのクリーニングは、快適な空間を維持するために必要な作業です。 ただし、業者の選び方や注意点を間違えると、逆にトラブルが生じることもあります。信頼できる業者を選ぶことで、安心してクリーニングを行い、快適な空間を維持することができます。