そのままR22冷媒の業務用エアコンを使い続けても法律的な問題はありません。
業務用エアコンの各メーカーや団体でR22冷媒の業務用エアコンは早く入れ替えた方が良いですよと案内されていますが、何も不具合もなく使えているのであればそのまま使い続けても大丈夫です。R22冷媒が使われている業務用エアコンは20年くらい前の物が多いので、新しいエアコンに替えた方が電気代も安くなる
と思いますので入れ替えした方が良いですが、まだ使えている物を交換する必要が無いと考えられる方も多くいるかと思います。物を大事にすることは良いことかと考えます。エアコンが劣化して配管から冷媒が漏れてしまった場合は環境に悪い影響を与えてしまうという理解は必要かと思います。
R22冷媒が生産されなくなっただけ。
モントリオール議定書(1987年)、オゾン層保護法(1988年)及び環境に関する会議、法律でR22を2020年に全廃するルールが決められておりましたが、とうとうその年(2020年1月1日)になり、R22は生産終了となりました。一部特例で2029年までの生産は認められているようですが、ほぼ生産はないでしょう。
R22冷媒の業務用エアコンは使用し続ける事が困難であったり余計な費用がかかります。
R22冷媒が生産されなくなるということは、R22冷媒の業務用エアコンが冷媒を充填しないといけない様な故障をした場合、R22の冷媒が手に入らりづらいので充填出来るかはわかりません。また、R22の冷媒の流通量もグンと減る為、もし手に入ったとしても、とても高額な修理費用になることも予想されます。
自分の会社の業務用エアコンがR22冷媒かどうかを確認する方法は過去記事をご確認下さい。