ルーフエアコンの購入、設置、メーカー情報

投稿日：2022年3月6日

ルーフエアコンとは

ルーフエアコンとはキャンピングカーやロープウェイなど狭い空間を空調したいが効率的に使いたい場合に使われるエアコンです。また、乗り物などの振動が発生する動く物に設置するため、強度も強く作られています。ルーフエアコンについて解説していきます。

ルーフエアコンメーカー

日本で汎用品として製作しているメーカーは確認できていません。主な海外メーカーは以下となります。

Vitrifrigo
Dometic
FURRION
Coleman-Mach
truma

ルーフエアコンの購入先

ルーフエアコンをインターネットで調べても、検索結果に取り扱いしている会社がなく、また上記のメーカーの日本国内代理店も検索結果で出てこなく探すのを苦労するかと思います。以下の方法で購入する必要があります。

①キャンピングカーの取り扱い店に相談する。

②海外設備を輸入している業者に相談する。

③海外から自身で輸入する。

④Amazonで購入する。

①キャンピングカーの取り扱い店に相談する。

キャンピングカーは海外から輸入されることも多い車です。海外から輸入するノウハウもあり、相談を受けてくれる会社もあるかと思います。

②海外設備を輸入している業者に相談する。

海外設備を輸入している業者もインターネットで調べても上手に出てこないと思いますが、もし知り合いに思いつく人がいたら相談してみても良いと思います。

③海外から自身で輸入する。

こちらも普段慣れていないことをするのでなかなか現実的ではありませんが、本当にフールエアコンが必要であれば自身で輸入することもできるでしょう。

④Amazonで購入する。

Amazonでルーフエアコンが販売されている時もあります。②の海外設備を輸入している業者もAmazonに出品していることもあります。Amazonで購入する方法が一番の近道かと思います。

ルーフエアコンの設置工事

私自身はケーブルカーのルーフエアコンの交換作業を行なったことがあります。ルーフエアコンの交換作業は特にエアコン屋の必要はありません。天井の開口部にルーフエアコンを設置して電源配線を行い雨仕舞いをしっかりするだけです。室内機と室外機を冷媒配管で繋いだり、耐圧試験したり、真空引きしたりすることはありません。DIYでもできてしまう代物です。１点注意が必要なのが、海外製のルーフエアコンの場合、電圧が異なることがあります。変圧器が必要になる場合もあります。

ルーフエアコンの仕組み

わかりやすい絵が掲載されているサイトがありましたのでご紹介します。

家庭用のエアコンの室内機と室外機が一体になったような構造になっています。下半分が室内機で上半分が室外機というイメージです。

https://www.net-camper.com/2003roofaircon/roofaircon.html

ルーフエアコンの具体例

キャンピングカーのルーフエアコン

キャンピングカーの居室部分でルーフエアコンが採用されています。キャンピングカーは限られたスペースでどれだけ快適に過ごせるかが大切になってきます。家庭用エアコンを設置してしまうと場所をとってしまい収納スペースも少なくなってしまいます。その為ルーフエアコンが採用されています。

ロープウェイのルーフエアコン

横浜のみなとみらいのロープウェイにもルーフエアコンが設置されています。写真からしかみたことがありませんが、ロープウェイの上についているのがルーフエアコンです。メーカーは分かりませんが、エアコンの製作や改造を行っているような日本の会社に頼んだか、海外から輸入してカスタマイズしたかどちらかかと思います。みなとみらいのロープウェイで一番気になることが、ドレンの処理です。夏場エアコンを使えば結露水が必ず出ます。外に垂れ流してしまっては、ロープウェイの下にいる人にかかってしまうでしょう。おそらくタンクで貯めて駅で排水しているのでしょう。