業務用エアコンの工事費は工事業者によって様々な価格が出てくることがあります。大きな会社や工場であれば、総務、工務、資材調達等の設備を管理する担当の方がおり価格の目安が分かる方もいるかもしれませんが、中小、零細企業であればそんなにしょっちゅう業務用エアコンは購入するものではないかと思います。そのため、2、3社の業務用エアコン業者から見積もりを取る形になるかと思います。故障していて早く業務用エアコンを交換したい場合には、何社も見積もりとっていられません。超概算の目安をご紹介します。
業務用エアコンの工事費は1馬力3万円
まずは、業務用エアコンの工事について触れさせてもらいます。業務用エアコンの標準的な工事であれば、業務用エアコン1台につき2名の作業員が一日かけて作業します。1名の人間代として30,000円(作業車・作業道具の維持費、会社を維持するための費用など含む)。1台業務用エアコンを工事するにあたり、2名で作業が必要になるので最低60,000円です。業務用エアコンのラインアップで1.5馬力、1.8馬力のラインナップもありますが、2名必要なため60,000円必要になってきます。2馬力からは1馬力30,000円が適応されてきます。3馬力だと90,000円、4馬力だと120,000円。2馬力からは3馬力に変わり30,000円も増えてしまうのは、1名作業員増やして工事するわけではありません。ではなんで増えるか。業務用エアコン本体の重量も馬力が上がるにつれて上がってきます。作業性が悪くなり作業の危険性も上がってきます。業務用エアコンの設置作業は一般の方が思われている以上に肉体を使う仕事でもあり、危険な作業でもあります。室外機を二人で運んでいる途中に転んで下敷きになったらただではすみません。馬力が上がるにつれて本体の価格も上がってきます。価格の価値に対する責任も上がってくることになります。例えば室外機を運んでいる途中に業務用エアコンを落として壊してしまった場合、もちろん業者は責任とりますが、価格の高いものに対する責任をきちんと取るために工事費も上がってきます。